動画編集者として稼いでいくにはどうしていくべきかの考察

こんにちは!
動画編集者のもなです。

今回はタイトルにあるように、「動画編集者として稼いでいくにはどうしていくべきか」ということについて体験をもとに考察したことを共有していきます。

ここでの「稼ぐ」は、副業として動画編集で稼ぐという意です。

専業になるつもりはないので、そんな状況下で今後も稼いでいくにはということで考察を進めていきます。

2019年4月からの動画編集者としての私の働き方

私が動画編集を学び始めたのが2018年の2月。
ちゃんとお金をもらいながら動画編集を開始したのが、4月。

動画編集者としての活動を開始して、2019年12月で9ヶ月目に入りました。

 

私の動画編集者としての働き方の変遷はこちら↓

4〜9月 個人で案件受注
10月  『人生逆転サロン』にて動画編集講座を開講&編集チームを組織
11〜12月  編集チームでディレクション業+個人受注の動画編集

 

加えて11月の末からは、わかやま君と共同オーナーで『ここから稼ぐサロン』を開始して、動画編集で稼ぐ部門を担当しています。

 

冒頭でも述べましたが、私は副業として動画編集者をやっています。
いわゆるパラレルワーカーです。

4〜9月までは、個人塾の塾長とベンチャー企業のアルバイトデザイナー、10月からは現在も勤めているデザイン会社で会社員デザイナーをやっています。

 

なので、毎日多くの時間を動画編集に当てることができるかと言われると、正直難しいんですよね…家事もあるし。

頑張っても、平日は3時間とれればいいで、それプラス休日を利用して動画編集をやっています。

 

そんな働き方で、動画編集で稼げていたのは「平均2〜5万円」

継続案件もありましたが、月によってばらつきもあったので、だいたいこのくらいの額です。

 

そして、ふと気づいたんです。

「このままやとずっと労働収入かつ、実働時間変わらんからずっと納期に追われる生活や…つらい。」

そう思ってから、ディレクションや教育という面への興味関心が湧き、今のような働き方へと変わって行ったわけですね。

 

副業で動画編集者として稼いでいくには、ステップアップが必要

先ほど、「このままだとずっと労働収入〜。」と書きました。

これ、ずっと自分が編集者としての最前線を走り、トレンドに素早く対応し、編集者としてやっていきたいって方は、そっちで単価をあげていくことをおすすめします。

 

ただ、これ副業でやってる人にとってはなかなか大変だなという実感。

トレンドを取り入れるには、インプットが当然必要になってきます。

 

もうね、このあとの一言は言い訳ととってもらってもいいです。

「本業やってたらそんな時間ないんじゃー!!」

 

まだ案件もあまりない時期ならともかく、継続案件を受注しはじめてからはインプット量は最低限になりました。(本当に最低限のトレンドやスキルアップ用のみ)

インプットしている時間も、作業時間にあてねば…!となってくるんですね。
(個人的に睡眠時間はこれ以上削ると機嫌と体調崩すので、そこは譲りません。)

 

つまり、こう思うようになって個人受注で稼ぐことの限界を感じて、次のステップを考えなければならないと思いはじめました

 

じゃあ動画編集者としてのステップアップってどうなるの?と思われることでしょう。

これはみんな同じステップが最適というわけではありません。

例えば、「単発案件→継続案件→単価をどんどんあげていく」という人もいるでしょうし、「個人受注→外注化→編集チーム組織」という人もいます。

 

要は、自分の時給が上がるような働き方を模索し、実行していくことが重要となってくるわけです。

 

私がまず取り組んだのは、サロン内の初心者向け動画編集講座の作成と、その講座の受講者を対象とした編集チームの組織です。

 

これが、早々に実現したのはこれまで継続で動画の編集依頼をくれていた「かみざとさん」からお声掛けいただいたから。

はっきり言ってラッキーでした。

 

でも、このラッキーはたまたま訪れたのではなく、これまでの行動が活かされての結果です。
(今回は本題からずれるので、この行動についてはまた別noteに書きますね)

 

編集チームを組織して2ヶ月あまり…。

「そう簡単に、労働時間は短くならないし、なんならトータルの労働時間で言うと増えた気がする。」

これが正直な感想ですね。

 

なんでそうなっているかと言うと、編集チームの「教育コスト」が上乗せされているから!

もちろん覚悟していましたし、予想していたことではありましたが、ディレクター、予想以上に大変です。

 

やはり編集チームでの編集となると、質の担保が大切になってきます。

クライアントさんのブランディングもありますし、チームとしての仕事なので、個人が各々好きなように編集を進めるでOKと言うわけにはいきません。

「質の担保」のために、編集スキルはもちろん、その他の編集に関わることを共有→再現できるよう指導が必要なんですね。

 

私の場合、元先生というのもあってか、教えること自体に抵抗やめんどくささはないのですが、なんせチームの人数を最初に増やしすぎたのが誤算でした←

みなさん、もし編集チームを組織する場合は、少人数から始めることをおすすめします。

 

でも、編集チームを組織して2ヶ月目。

まだまだ、完全にお任せできる!というわけではありませんが、チームとしての質は確実に上がってきたことを実感しています。

 

そのおかげで、クライアントさんも増え、動画編集の本数が増えてきましたが、対応できるようになってきました!

編集チームのみなさんの意欲と行動量に拍手状態です。

 

こうなってくると、私も少しずつではありますが手が空く時間を確保できるようになり、営業したりその他のビジネスへの投資をしたりということが可能となってきました

つまり、少しずつではありますが完全個人の労働収入という形態から脱却できてきているということですね。

 

これが、副業で動画編集をしている方で、今よりもっと稼ぎたい、もう少し実働時間を減らしたいという方が目指すべき労働形態だと思います。

ゆくゆくは不労所得化できればいいんですが、それについてはまだまだ先になりそう。

でも、組織化と仕組み化がうまくいけば可能であることは分かったので、このまま突き進んでみようと思います!

 

これから副業で動画編集をして稼いでいきたい人へ

今、Twitterをみているだけでも「動画編集者」という肩書きを持った人がたくさんいます。

これは、情報が手に入りやすくなったこと、5Gの到来による動画市場の拡大が予想されることによりますね。
(他にもいろいろあるけど割愛します)

 

「これ、今からやってももう遅いんじゃない…?」

そう思う人もいるでしょう。
もしかしたらそうかもしれません。

 

でも、個人的にまだまだ編集者として稼いでいくことは可能だなと思っています。

私のまわりだけでいっても、最近YouTubeをはじめた(力を入れはじめた)という人が数名います。

実際そこからお仕事もいただいています。

 

要は、動画編集者だけでなく、動画投稿者も増えているということです。

動画をはじめたいけど、編集は自分では無理…といって悩んでいる方も少なくありません。

なので、ちゃんと編集スキルを身に付けて、ちゃんと営業をしていけばまだまだ稼げます。

 

どこかの編集チームに属するのも手だと思います。

副業プレーヤーはいきなりは稼げなくても、本業があるから死にはしません。(それが強みでもあり、弱みでもありますが…)

本業以外で稼ぎたい、今の生活を変えたい、そう思うなら行動してみることをおすすめします。

 

おまけ

私も巷で有名なMovieHacks受講生です。

サロン内限定で販売されたときに購入し、そこから動画編集をはじめました。

MovieHacksのレビュー記事ではありますが、そこから私が最初に制作した動画などもみれるので、よければどうぞ↓

【追記有】Movie Hacksが初心者でも動画編集で稼ぐことを可能にする3つの理由